2024年 第1週
～インフルエンザ、咽頭結膜熱、
新型コロナウイルス感染症～

2024年 第1週 (2024.1.1 ～ 2024.1.7)

【定点把握対象疾患】
[インフルエンザ]
　仙南、塩釜、大崎、石巻管内で警報レベルを継続中です。
[咽頭結膜熱]
　大崎、仙台管内で警報レベルを継続中です。


～今週のコメント～
【新型コロナウイルス感染症】
　新型コロナウイルス感染症は、先週（2023年第52週）よりさらに増加し、特に仙南、塩釜、石巻管内で倍増しました。
年末・年始の医療機関休診の影響を受けて、他の感染症報告数が減少した中で、引き続き増加傾向にあることは注目に値します。
今後の動向に特に注意が必要です。
基本的な感染対策や「咳エチケット」を心がけましょう。

【インフルエンザ】
　インフルエンザは、4週連続して減少しましたが、依然として仙南、塩釜、大崎、石巻管内で警報レベルを超えており、また県全体の数値も同様です。
新型コロナウイルス感染症流行以前は、年末・年始に一旦減少し、新年を迎えて学校などが再開するとともに大きく増加していたことから、今後の動向に注意が必要です。
また、仙台医療センターウイルスセンターではインフルエンザウイルスA(H1)pdm09とA(H3)型の2つのタイプのウイルスが継続的に検出されており、両者の混合流行となっていますので、その推移にも注意してください。


【宮城県保健環センター（宮城県結核・感染症情報センター）より参照】
（令和06年1月11日更新)